研究シーズ のバックアップ差分(No.5)


  • 追加された行はこの色です。
  • 削除された行はこの色です。
*教授 角田 良明 [#d5f45344]
- 研究キーワード:アドホックネットワーク,ユビキタスネットワーク,
高度交通システム,子どもの見守り,新球場のIT化

**研究テーマ [#tb190c11]
1. モバイルアドホックネットワークにおけるスケーラブルグループメンバー確認技術に関する研究開発

総務省戦略的情報通信研究開発推進制度地域情報通信技術振興型研究開発(SCOPE-C)平成17年度採択課題である( http://www.pe.ce.hiroshima-cu.ac.jp/SCOPE-C ).グループ活動においてグループメンバーの安否等の行動状況や状態を確認することはグループ活動を保証するために基本的かつ重要な機能である.しかしながら,メンバーが動き回るほど,また,メンバー総数が多くなるほど,それを実現することは困難になっていく.本研究開発では,まず,スケーラビィリティがあり,移動速度の変化に適応する,リアルタイム通信,ルーティング,サービス発見等のモバイルアドホックネットワーク技術ならびにグループメンバー確認技術を開拓する.次に,地域性を考慮して,これらの技術を応用して,非常時における携帯電話に依存しない通信手段,学校登下校時の子どもの見守り等を実現するグループメンバー確認システム等を開発し,安心安全な地域社会の確立に貢献する.

2. アドホックネットワークの高度交通システムへの応用

自動車にアドホック無線通信装置を搭載し走行させれば,このような自動車の集合はアドホックネットワークを構成する.インプリサイス計算では,正常の負荷では解の精度を維持し,異常の負荷には解の精度を落とすことにより,デッドラインまでの計算完了を保証している.負荷を輻輳状態に対応させデッドラインを衝突に対応させることにより,自動車走行制御はインプリサイス計算に対応させることができる.アドホックネットワークとインプリサイス計算を高度交通システムへ応用し,衝突を回避しながら渋滞を軽減する自動車走行制御について井上助手と連携して研究を進めている.

3. ユビキタスネットワーク

いつでもどこでも誰でも利用可能なユビキタスネットワークでは,ネットワークサービスの提供者および利用者は急激に増加する可能性が高い.このようなネットワークでは,提供者と利用者の自律的な仲介機能と利用者の要求に対するオンデマンドでのサービス提供機能が実現される必要がある.提供者および利用者の要求内容の変化に適応できる動的インデックスとネットワークサービス再構成について大田助手と連携して研究を進めている.

** 研究テーマの応用例 [#hed34e02]

広島市では,昨年11月に矢野西小学校の児童が下校途中に殺害されるという大変痛ましい事件が起こっており,このような痛ましい事件が二度と起こらないよう,不退転の決意で子どもの安全確保に努めなければならない.そのために,本研究開発において登下校時における子どもの見守りシステムの研究開発を行っている.人通りの少ない通学路に沿って通学する場合,通学路を逸れてしまう場合,それぞれに適用できる子どもの見守りシステムのプロトタイプを開発する.携帯電話アドホックネットワーク等を適用することを考えている.これにより,研究テーマ1で推進しているグループメンバー確認技術を子どもの見守りシステムに応用することができる.
また,新広島市民球場が2008年度の完成を目指して設計が進められている. 2006年1月13日に開催された電波利用促進フォーラム’06.01の講演において新広島市民球場のIT化にモバイルアドホックネットワーク技術ならびにグループメンバー確認技術が活用できることを示している.この応用では,入場者数の自動確認,非常時のグループ化しての避難誘導等を行うプロトタイプシステムを開発する.広島市民球場は広島のシンボルであり,新球場のIT化は文化経済を振興するために重要な役割を果たすことが期待できる.

&ref(./見守り.JPG,30%);
&ref(./市民球場.JPG,30%);

*准教授 アダムス・ロルフ[#y62df1d9]
- 研究キーワード:オブジェクト指向言語,デザインパターン,フレームワーク,
コンポーネント,分散オブジェクト,ウェブベースシステム,統一モデリング言語 (UML)とオブジェクト制約言語(0CL),契約による設計(design by contract ),ツールサポート

** 研究テーマ [#e934d770]

1. オブジェクト指向ソフトウェア技術

テーマの概要対象となる領域は,オブジェクト指向言語,デザインパターン,フレームワーク,コンポーネント,分散オブジェクト,ウェブベースシステム,統一モデリング言語(UML)とオブジェクト制約言語(0CL),契約による設計(design by contract ), ツールサポートである.特に現在は,オブジェクト指向技術に基づくプログラム開発ツールを中心に研究開発を行っている.この開発においては,「JavaをJava関連ツールの使用」「デザインパターンの適用」「フレームワークによるシステム構築」というオブジェクト指向技術を適用し,ツール開発を行っている.そしてこれまでに,2つのツールを開発している.1つは,UNIXツールのYACCに似た”Customization Language Compiler-Compiler”として機能するShioというツールである.これは,カスタマイズ仕様を入力し,プロパティファイルやGUIによる前システムのカスタマイズをサポートするサブシステムを生成するものである.ShioはC++で実装され,C++サブシステムを生成したが,現在,ShioはJavaサブシステムを生成するようにJavaで実装中である.もう1つは,UML作成支援ツール”Juba”である.これは, UMLクラス図の自動レイアウトのサポートするものである.そして現在,新たな目標として,JavaにおけるOCLチェックをサポートしたツールとJavaソースコードから UMLクラス図へのリバースエンジニアリングを研究している.
   
** 研究テーマの応用例 [#t1d9604c]
UNIXツールのYACCに似た”Customization Language Compiler-Compiler”として機能するShioというツール,Javaソースコードから UMLクラス図へのリバースエンジニアリングツールを開発しており,これらのツールを活用すればオブジェクト指向プログラミング開発環境を構築できる.

* 助教 井上 伸二 [#u945f229]
- 研究キーワード:マルチエージェント,高度交通システム

** 研究テーマ [#d26669e3]
1. マルチエージェントを用いたネットワーク制御ソフトウェア
ネットワーク環境の変化に適応して自身を自己組織化するエージェントをネットワークの各ノードに配置し,隣接するエージェント間で情報交換を行うことにより,各ノードが自律的にネットワーク資源を予約するマルチエージェント技術について研究を進めている.この技術を活用すれば,故障に対する回復能力が高く,コネクション要求の動的変化に適応できる資源予約が可能である.

** 研究テーマの応用例 [#qba51619]
ATM,WDM,MPLS といったコネクションに基づいたネットワークにおいて,そのネットワークを取り巻く環境の変化(例えば通信回線の故障・ネットワーク利用者の増減)に応じてネットワークの制御を動的に変化させるシステム.
 
*講師 大田 知行 [#c748d82c]
*准教授 大田 知行 [#c748d82c]
- 研究キーワード:アドホックネットワーク,ルーティング

** 研究テーマ [#hf4742c8]
1. アドホックネットワーク

通信インフラを持たないで,交換機能を有するノードとワイヤレスリンクで構成されるアドホックネットワークについて研究を進めている.このようなネットワークではノードの移動に伴いネットワーク形状が変化するので,ノードの集合であるクラスタやソースからデスティネーションまでの経路を維持するために,各ノードの局所情報に基づいて形状の変化に適応できるクラスタリングおよびルーティングを提案している.

** 研究テーマの応用例 [#l840c3c1]
アドホックネットワークにおいて,災害時,イベント開催時など,固定電話網などの基幹ネットワークが使用できない場合でも,端末の間で情報交換を行うネットワークサービス.